SEISA宇宙天気クラブ(旧スペースウェザークラブ)

  

最新の太陽像

SDO衛星による現在の太陽画像

HP担当
運営委員会

SEISA宇宙天気クラブ(旧スペースウェザークラブ)へようこそ!

SEISA宇宙天気クラブは、宇宙天気 に関することをもっとみなさんに知ってもらうことを目的としたクラブです。 このクラブでは、宇宙天気に関心を持つ人が集まり、たくさんの人に 宙空の環境(かんきょう) などについて理解してもらう活動や、会員どうしの交流を深める活動をおこなっていきます。

<主な活動内容>


更新情報




宇宙天気って何?

地表から地球磁場(じば)が存在する 約70,000km上空までの空間を *宙空(ちゅうくう )とよび、太陽の活動によって刻々と変化しています。
(*宙空については2枚目の画像で説明しています。)
宇宙天気とは、太陽表面で時に発生する猛烈(もうれつ)爆発(ばくはつ)X線フレア、コロナ質量放出) などによって発生する宇宙嵐により大きく変動する宙空環境(かんきょう)を観測し、 宇宙空間を飛行中の衛星や国際宇宙ステーションや、 我々人間の生活にどのように影響(えいきょう)するかを監視(かんし)、予測するものです。

宇宙天気における主な宇宙災害

放射線(ほうしゃせん) 障害(しょうがい)

1:太陽活動の影響でフレアや磁気嵐が起こると 静止衛星軌道(きどう)の高エネルギー粒子が急増加。 衛星の機器回路で帯電現象(げんしょう)が起こるなど影響を及ぼす。
これまで、永久故障(こしょう)になったこともあります。
2:X線や紫外線の増加や、磁気嵐における高緯度(こういど)のオーロラ電流 によって大気が加熱されて膨張(ぼうちょう)し、 低高度を飛んでいる衛星付近の大気の密度が急に高くなり、衛星と大気の 抵抗(ていこう)が変化するため衛星の軌道が低下。
衛星の運用期間が短くなる恐れがあります。

宇宙デブリ障害

デブリ(debris)とは、がらくた、という意味です。
宇宙デブリとは、故障して使えなくなったり、使用期間を終えた人工衛星などの 廃棄物(はいきぶつ)です。
この宇宙デブリが近年急増しており、現在運用中の人工衛星や、 国際宇宙ステーションとの 衝突(しょうとつ) が問題になっています。
宇宙デブリの監視、予測も宇宙天気における重要な課題の1つです。

宙空(ちゅうくう) とは?

太陽から地表までは、太陽風に支配された太陽圏(たいようけん)、 地球の磁場と電離プラズマに満たされた電磁圏(でんじけん)磁気圏(じきけん)電離圏(でんりけん))、 そして地球の大気圏(たいきけん)の3つの空間で成り立っています。 宙空とは、一般的に大気圏から電磁圏までの 領域(りょういき)を指します。

さらに宇宙天気についての詳しい説明は こちら をご覧ください。